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ももいろクローバーZ 「GOUNN」を聴いてみた

2013.11.08.Fri.23:09



約1年ぶりのシングルですよ。
サラバ以来、2013年のシングルCDはなぜこれ一枚なのかというのはとりあえず置いといて。

初めて聴いたとき、ドラゴンボールのOP「摩訶不思議アドベンチャー」を思い浮かべた。
それもこのGOUNNもチャイナっぽいのが自分の頭の中でリンクしたのかもしれない。
調べてみると作曲を担当したしほり氏はアニメ・ゲーム系の作曲家ということで
「あぁ、」と納得。
ご本人もももクロのファンであるらしい。




MVも二次元に…アニメのOPに作り直してもいけるんちゃうか?という内容になっていて、
楽曲を受けて映像も自然にこうなったのかな、と思わせるに十分な出来。

演奏はバンド編成。
ギターとプログラミングにももクロにはもうお馴染みNARASAKIが参加しているほか、
今回はベースに「OKAMOTO'S」のメンバーでありダウンタウンの浜ちゃんの息子である
ハマ・オカモトが、
ドラムにここ最近アイドルとのコラボレーション著しい「凛として時雨」の
ピエール中野が参加するという
ももクロならではといった(ロックファンも意識した)布陣となっている。

ざっと聴いた印象では、ぶっちゃけフックがないのよ笑
しっかりとした楽曲にはなっているけど。
ハマ・オカモトとピエール中野のリズム隊は素晴らしい。
アイドルソングにするには勿体ないグルーヴに思わず聴き入ってしまう。
もっと聴き込んだり、或いは実際のステージを観れば新たな発見や驚きがあるのかもしれない。

今作はなぜこのような方向になったのかという疑問に対して
ひとつ答えとなるものがあるとすれば、
それはマネージャーkwkmこと川上アキラ氏の言葉ではないかと推測する。
kwkmはとあるインタビュー(ラジオだったかもしれない)で
アルバム「5TH DIMENSION」収録の楽曲について次のような旨の発言をしていた。

「たくさんの作曲家さんたちが素晴らしい曲を作ってくれて、それはありがたいのですが、
 メンバーが歌いづらくなっていたりして。
 どうしてこうなったのかなと思ったりはしている」

間違ってたらごめんなさい笑
不満だらけではなかっただろうが、kwkmとしては引っかかる部分があったようだ。
それを打開する一手として出したのが今作ではないだろうかと。
「5TH DIMENSION」で見せた大物アーティストのような楽曲とその制作スタイルを路襲しつつ、
新たな方向性を探ったのかもしれない。
いずれにせよ今作の楽曲の内容とkwkmの発言を重ね合わせると辻褄は合う。

こんなこと言っといて、本当は全然違うのかもしれない笑
まぁあくまで個人の予想なんで。

もうひとつ、C/Wについて。
通常盤のみに収録され、
itunesや日産スタジアムで発売よりいち早くお披露目された「ももいろ太鼓どどんが節」。
これは作詞作曲が怒髪天なんだけどモロ怒髪天の曲笑
そのまま増子直純が歌っても遜色まるでなし。
怒髪天の曲をももくろクローバーZが歌ってみましたみたいな。

そしてリスナーや業界人などいろんな人から評価が高かった「いつか君が」。
これはいい!
ももクロと以前から交流のあったmiwaが提供した楽曲。
これもともすればmiwa本人が歌ってもいいんじゃないの~とか、
どっかで聞いたようなメロディラインだな~とか思ったりしたけどそれが気にならない。
単純に良曲であると同時に、シングルタイトル曲であるGOUNNとの相乗効果といっていい
現象が現れているせいだろう。

「GOUNN」はグループの方向性や展望(や売り上げ)などに
大きなインパクトを残す目的が盛り込まれている。
それゆえの作詞作曲や製作体制へのこだわりであり、そして曲を視覚的に見せる衣装とジャケットだ。
言うなれば、大げさかもしれないが"野心作"である。
一方、「いつか君が」はC/Wという位置づけゆえに
その「大きなインパクトを残す」呪縛から開放されている。
「GOUNN」は力が入っていて、「いつか君が」は力が抜けている。
この対称性だ。
「GOUNN」はリスナーにとって1年ぶりの新曲という期待があると共に、
バンドの重厚なグルーブが持ち味のトラックであり、聴くことに疲れが生じてしまう面がある。
あまりそういう曲を聴いたことの無い人にとってはクラクラきてしまうのではないか。
そのため、「いつか君が」は楽曲のポップもあいまって非常にリラックスした気持ちで聴ける。
いや、そう聴こえてしまうのだろう。
張り詰めた緊張から一気に開放されたかのように、無意識に安心感を曲に求めてしまうのではないか。

それは悪いことではない。
結果むしろ良いほうに作用したのだから、これはこれでいいのだ。
お互いがお互いの味をを引き立てる。
サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさ。
チーズがトマトを!トマトがチーズを引き立てるッ!
ハーモニーつーんですかあ~!
例えるならサイモンとガーファンクルのデュエット!
ウッチャンに対するナンチャン!
高森朝雄の原作に対する ちばてつやのあしたのジョー!
…つぅ~感じですよォ~
狙ったか狙ってなかったか、
この対称性でもってこのCDはいいシングルになったと思う。


さて現時点でGOUNNのステージを観ていないし、
それはおろか今回はGOUNNツアーに行ってないのでライブすら観てない。
今後この曲がももクロにとってどういう位置づけになるのか、
生のステージではどんな風になるのか、
楽しみなところである。

必ず変化がある。
それは大いに期待していいと思う。

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(2013/11/06)
ももいろクローバーZ

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