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Weeeeeeeeee!!! -POLYSICS を聴いて

2012.12.16.Sun.00:32
個人的にかなりの良作になっている、という所感。

前作前々作のシングルがポップでヴォコーダー使いも見られたもんで
新作アルバムはその流れを組むかと思ったら予想が大ハズレ(爆)

思う通りでなくてがっかりしたかと思えばそんなことは全く無く
むしろいい意味で裏切られた。
しかもなかなかいい感じで。

以下曲ごとの率直な感想。

「Sparing Water」はギターのジャリジャリ感や
シーケンスのピコピコが初期のサウンドを彷彿とさせる。
アルバムの1曲目を飾るにふさわしい気がするのは
KARATE HOUSEのワトソンのような飛び道具感がたっぷりあるから。

「Lucky Star」はシングルカット曲。
もともとそういうコンセプトだったけど
今アルバムの中でもっともポップな曲になってしまうとは笑

「Distortion」は同じメロディの繰り返しが冴える。
この後にも言うけど「High Kcal」と同じまるでシンセサイザーが
鳴るような、そう「昔のポリ」を思い起こさせるような仕上がり。
「Now is the Time!」の時期に作られた「Too Much Tokyo」のような。

かと思えば「Steam Pack」はシーケンスやシンセなしでも3ピースで
成り立つような楽曲をさらりと。
初期DEVOのような曲の進行を感じる。
あとハヤシが黒人に殴られしないか心配w

初期DEVOの流れからそれを彷彿とさせつつ
「ニューウェーブ電話相談室」の冒頭を延々続けるているかのような
ハイテンポ曲。
ドラムワークがカウボーイのロデオを想像しました(※個人の感想です)
語感と曲とがマッチングしてキレがあり単純にかっこいい。

「Why」はたぶん思い違いって言いたかったんだろうねw
同じフレーズの繰り返しだが展開や音使いで同じ言葉にいろんな面を見せる。
出だしが「Don't Cry」のような。
この後に続く「Quiet Smith」が突然振り切った変態なら
これは途中の変化はありながらもほぼ同じ状態で延々と続く変態(?)
な感じ。

「Quiet Smith」は歌詞はまったく意味不明だがおそらくこれも語感重視。
だからこ歌詞の意味不明感が増す。
エッジの聞いたサウンドなのにシーケンスはアンニュイ。
「Smith!!!!!!~」のときに是非ヘドバンをしまくりたい1曲。

「Kictn Ban Ban」はハヤシ的YMOアプローチか!?
シーケンス使いと歌声が俺にそう感じさせる。
歌詞は「Now is~」を感じる。

「Lightning Express」はそれこそ「Electric Surfin' Go Go」や
「Speed Up」と同じ位置づけなのだろうがそれらの王道アンセム曲と
同じかそれ以上に個人的に好き。
「All Right,Lightning Express~」のヴォコーダーで一気にハイに
持っていくところにやられる。

「Raptus」は打って変わってのファンク的アプローチ。
今アルバムの中では一番リズム隊がファンキーでバキバキ踊れるナンバー。

「High Kcal」は普通のポップな曲をポリがアレンジするとこうなるという。
カヨちゃんが唄って遜色ない曲なんだよね。(むしろ唄って然るべき)
こういう曲を普通にやれるようになったのはとてもいいこと。

「Everybody Say No」
これはシングルカット曲だけどアルバムバージョンになっていますね。
シングルバージョンと唄い方に違いがある。ポリには珍しい。

「Round The World」は3人になってからのシーケンス使いが上手くなった
その成長振りを伺える(超上から目線)1曲。
この曲自体は何回もアレンジし直したそうですが
そういう努力の甲斐あってかもw

「Weeeeeeeeee!!!」は「POLYSICS OR DIE」「Wasabi」と同じ
安心のアルバム閉め曲笑

全体を通して聴いた感想は、ハヤシ先輩言葉がキレッキレ。
そう、「コンセプトを決めずに自由な感じで作った」
と本人が言っていたのがまったくその通りなのだ。
その「自由」の一端が歌詞に見て取れる。
語感重視でまさにリラックスしたとさえ感じる。

曲のアレンジでいえば今までのポリが随所に垣間見える。
この曲は初期のアレっぽい、この曲はこれっぽい、という感じに。

前作「Oh! No! It's Heavy Polysick」(前作よりも本作のが好き)
は「新しいポリ」を打ち出すというのが念頭にあったが
本作では「この曲があのアルバムのあれっぽい?しらねーよ」
とまで言いそうな具合に、比較してみるとほんとに「自由」なのだ。
惜しげもなく、ここでもリラックス。

そして今までカヨちゃんありきで作っていた曲をサラッと出してしまった。
(特に「Distortion」「High Kcal」あたり)
4ピースっぽかろうが3ピースっぽかろうが関係なく曲作りが出来ているのは、
先でも書いたがいいことだと思う。
いい意味で過去からの脱却が図れているのは素晴らしいことだ。
本人が意識しているかどうかは別として。

ともあれ2012年の終わりにいいもの聴いたという印象。

僕はPOLYSICS「FOR YOUNG ELECTRIC POP」を聴いて邦楽に戻ってきたのですが、
そういった「あー最近いい音楽に出会えてないな」という
シーンにちょっぴりフラストレーションをたぎらせた音楽中毒野郎どもには
オススメなアルバムでもあると思います笑

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