FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BABYMETAL 2016 USツアー前半戦を終えての雑感

2016.05.15.Sun.23:05
ツアーを終えたのは自分ではない。
BABYMETALだ。
誰に聞いても十中八九どころか十に「あたりめーだろ」と言われるだろう。
なのでこれはBABYMETALのUSツアーを傍目から見たいちファンの個人的な感想と考察である。
内容では純粋な音楽論は全く書いていないので興味ない人はスルーで。


アメリカでの人気


もう結構前からファンの間では「アメリカでは人気が出ない」「通用しない」などと言われていた。
実際に過去の音源の売上や反応はヨーロッパのそれより芳しくなかった。
それが蓋を開ければツアー直前でワンマンのチケットはソールドアウト。
ファンカム映像も大盛り上がりのものばかり。
これには「いつの間にこんなに人気になったんだ!?」と皆が首を傾げたのではないか。
自分はアーティストの情報を躍起になって探さないようなゆるいファンで、
ベビメタに関しても追ってない時期があった。
(もちろんアーティストの素顔や普段の生活なんかも割とどうでもいい)
この人気は英ウェンブリーアリーナでの公演や2ndアルバム「Metal Resistance」の高評価を受けて、
そして米人気TV番組「The Late Show」の出演が決め手になったのではないかなと思っていた。
しかしTwitterでの本田雅一氏のこんな発言が。





本田雅一(ほんだ・まさかず) フリーランステクニカルジャーナリスト。
テクノロジ系雑誌・サイトでPC、AV関連の記事を執筆。  -http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CB%DC%C5%C4%B2%ED%B0%EC


つまり以前から人気は浸透しファンは存在していた。
それがウェンブリー公演からThe Late Showの出演をきっかけにいままで地中に埋まっていたのが
地上に顔を出した、はっきり確認されるようになったということなのか。
各活動が決め手ではあったが、それは「新たに発見された」というものではなく
「背中を押したきっかけ」だったのだ。
みんな、自分だけがファンなんじゃないか、人前で言い出していいものかと思っていたんだね笑
結局、着実に人気は伸び、ファンは拡大しているということだ。
この点における心配は今のところ無用だった。



スケジュール面


スケジュール調整がしっかり組まれていたという印象だった。
どういうことかというと、今回のUSツアー前半戦、
「2日連続で公演して1日休む」という日程になっていたのだ。
ワンマンとフェスの違いに関係なくこのローテーションが守られていた。
これは単純に「メンバーの体力面を考慮して」ということだろう。
まず過去に、LA公演でMOA様がライブ後に酸欠で倒れたことがあるということ。
そして今までに3日連続公演はやったことはないが2日連続公演はやったことがあるということ。
若いとはいえ、世を忍ぶ仮の姿の3人はまだ10代の少女である。
「ライブ中の記憶がなくなる」ほどハイになる公演を行うとあれば最もだろう。
しかもツアーを行うのは日本ではなくアメリカだ。
風土の違いなど、滞在期間は長くないとはいえ、
慣れない場所での生活は見えないところで体に負担がかかってくる。
前半戦終盤もワンマン最後の公演となったシカゴはメンバーに疲れが見えていた、
との現地のライブに参加した前線舞台からの報告。
Twitterやinstagramに上がった写真も表情がなんとなく固い印象を受けた。
やはりここが限界ということか。
これまでの経験から、安全に且つライブのクオリティを落とさない形でどう日程を調整するか、
というところでこのスケジュールになったということだと思う。
今回のやり方が最適解ではなく今後も日程調整をよりよくしていかなければならない、
というところであろう。



ライブ中にSU-METAL様がお遊びなされる


事態は突然起こった。
大々的に明らかになったのはフィラデルフィア公演。
いったい何が…そう、それは
『変顔合戦』。



しかし初日のニューヨーク公演からそれは始まっていた。




だがこの変顔合戦、去年のジャパンツアー時には既に確認されていた。
以前から戦いは始まっていたのだ…


これは因縁の対決だ。
海を越えてもその火種は尽きることはなかった…。
この勝敗がどう決着が着いたかはキツネ様のみぞ知る…

さてここまで来ると「ライブ中にこんなことやってるとか手抜いてるんじゃないのか?」と思われそうだが
そうではない。
先の項で書いたがツアー前半戦終了までにかなり疲労が溜まるほど困憊していた。
決して手は抜いていない。
最近のインタビューでは「前まではついていくだけで精一杯だったけれど、今はライブを楽しめるようになった」
と答えている。
これはライブ中、3人がとてもリラックスしている証拠だ。
変顔をキメられるまで精神的に余裕が出てきたということ。
これが撮影されたことで怒っているファンもおられましたが、
海外はライブ中の撮影OKなんで、撮られることをわかっているもの、と自分は思ってる。
結構長く対戦が続いていることから、
KOBAMETALもこのことを容認しているのだろう。
この変顔が撮られたことで変顔禁止令が出たということはないだろう。
これがメンバー3人の中でいい関係性を保つ一因になっているならなおさらだ。
ライブの度に3人の体調を心配してしまう人はもとより、
ファンとしてはライブ中にリラックスしているというのは喜ばしいことだと思う。



振り付けの変更


ある曲で、一点であるが振り付けの変更があったらしい。
自分は楽しみを取っておきたいので見ないようにしているが。
変なもの、良さが極端に損なわれるようなものでなければOKかなと思う。
振り付けの変更が今までなかったわけではない。
結成から5年経っておりメンバーでは特にYUIMETAL様とMOAMETAL様の成長が著しく、
体型に合わせて若干の変更がなされてたりする。

その一環であるのか、今回さらにこんなものまで導入された。
スニッカーズである。




これ見たときに自分はちょっと「は?」という感じになった。
ちょっと残念というか。
いままでも紙芝居とかがあって、あれはファンがああいうものをわかって楽しんでたからいいんだけど
小道具、しかもスニッカーズを持ち出すのはなんというか、今までのBABYMETALに合わんなと。
センスが違うというか、無いというかね。
「スニッカーズのCM来るか?」っていう声も見かけたけど、
いままでandroidやスーパーマリオのタイアップがあったけど、
それをライブの中に持ち出すことはなかった。
もしこれが米国でウケて定番化するなら、米国内だけでやってもらいたいな、というのが正直な感想。

振り付けではないが、『KARATE』でコール&レスポンスが組み込まれたそうな。
これも、うーーん、と。
BABYMETALに限らず、個人的にコール&レスポンスが好きじゃないのもあり。
海外では自然発生的に大合唱したりするんで構わないけど、
日本ではそういうのはほとんどない。
ステージ上のアーティストが煽ることがほとんどで「やらされてる」感があって何か気乗りしない。
もともとそれはお客の興奮が高まった時に始まる自然発生的なものだと思うので。
もうひとつ、コール&レスポンスをすることによって
もともと曲が持っているかっこよさ、美しさが失われてしまうのよね。
BABYMETAL内でコール&レスポンスがあるのは『KARATE』のほか『ギミチョコ!!』『Road of Resistance』があるが、
もしやるならどれか一曲のみにしてもらいたいところ。



まとめ


この他にも細かいところでいろいろトピックがあったのだが、
大きなところではこんなところ。
あれ?アリス・クーパーとロブ・ゾンビは?
それはもう言わずもがななんでここでは触れませんでした。

ただこうして見てみて振り返ってみると、「実験」を行っていたのかな、というふうに思う。
振り付けの変更にしろ、ライブのパフォーマンスにしろ。
お客さんの反応を確認していたということは十分に考えられる。

それは変顔の項でも書いたが、「3人に余裕が出てきた」ことも関係するように思う。
ファンの間から「もっとこっちとコミニュケーション取ってくれよ!」という要望に答えてもあるかもしれないが。
一方でメンバーに余裕が出てきたことで、
今までコミニュケーションが出来てなかったから"よりお客さんと繋がりたい"という気持ちの現れかもしれない。

それにしても随分リスキーなことをする。
自身初めてのアメリカでのツアーであり、しかも今まで「人気がない」と言われていたアメリカでだ。
このツアーだってワンマンのチケットがすべて捌けたのがツアー開始の直前。
これだってかなり博打を打ったのではないかというのにだ。

またスケジュール調整も、今までの結果をフィードバックして今回の日程で調整したということだろうが、
ある意味では「いま鍛えておかないと今後のことを考えるとこれから体力面ではキツい」ということかも。

いずれにせよ、USツアー全体を通して「試行錯誤」が見え隠れしているように感じる。
ツアー全体から見ても、まだ前半を終了したというところだ。
今後も更なる実験を重ねて、よりよいライブのために奔走していくのだろう、というのが
この10日余りの活動を見て思うところ。

コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。