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予測変換でBABYMETALを押すはずがback numberをクリックしちゃった話

2016.05.10.Tue.23:08
スマホやPCソフト・OSで便利な便利な機能。予測変換。
その予測変換で「これを選ぶつもりが一個上(下)のやつを押しちゃった」なんてことがありますよね。
それをやっちゃったわけです。
Youtubeの検索窓で「BABYMETAL」を選ぶはずがその下の「back number」を押してしまった。
「ba」まで打ち込んで出てきた予測変換で。

まあよくある普通の話、誰でもやっちゃうこと。
back numberの検索結果がパッと出てきたときにパッと目に飛び込んできた数字。
驚いた。再生回数3300万

img1462881470844.jpg


back number「クリスマスソング」のMusicVideoが3300万再生だったのだ。
「マジか」
そう思った。

昨年の秋頃から人気がウナギ上りになっていることは知っていた。
自分にとってはあまり興味のないバンドであり、
その人間が人気出ていることを知っているということはかなり一般に認知されてきたということだ。
オリコンのCDランキングでも見かけたりもしてた。

しかし、3300万って凄くないか?
ベビメタでさえ「ギミチョコ!!」が4000万回再生行くのに2年かかった。
back number「クリスマスソング」のMusicVideo公開は2015年の10月26日だそうだ。
本当か、半年でここまでいくのか。
この数字を見た一瞬はにわかには信じられなかった。
某お隣の国みたいに雇われYoutube再生ボタンクリッカーでもいるんじゃないかと疑ったりもした。
(ファンの方々には申し訳ない)

ここで「ちょっと待てよ」と思った。
back numberって以前からどうかは知らないけど、一般にも認知されてきたいまは
中高生のリスナーがたくさんいるんじゃないか、と。
彼ら彼女たちは、音源は買わずにYoutubeで音楽を聴くのが当たり前になってるのが現状だ。
つまり、これは彼らを含めたback numberのリスナーが
「この曲を聴いた回数」ということではないか。
という思いがふと頭に浮かんだ。

CDであれば収録曲に拠らずシングル・アルバムで「1枚」と換算される。
「枚」という単位を使ってオリコンなどのランキングが形成される。
購入したあとは自分の家に帰ってコンポで聴こうがリッピングしようが何したって構わない。
ダウンロードも同様だ。
iTunesでの音源購入の場合、一度購入されれば一「枚」あるいは一「曲」で」換算される。
どちらも購入した"もの"を中心とした換算方法になっている。
しかしYoutubeが扱うのは回数、「回」という単位だ。
その映像(音楽)が「何回再生されたか」がそのままダイレクトに現れる。

これは言い換えれば「CDやダウンロードの曲が「音楽プレーヤーで再生ボタンを押された回数」なのではないか、
ということだ。
これまでモノという「所有できる」ものがひとつの物差しであったのが、
モノではなく「行動」が物差しになったと言えるだろう。
CDもダウンロード音源も、一度購入してしまえばあとはリスナーの誰がどの曲を何回再生したかなんて
作品を作ったミュージシャンはおろか、本人以外誰もわからない。
しかしYoutubeは、ひとつのサイトに皆がアクセスして映像の再生ボタンを押すことになる。
リスナーの"誰も"が"この曲"を再生している、ということだ。
ここで、それまで全く知ることのできなかった「音楽プレーヤーの再生ボタンが押された回数」が
はじめて明らかになった、可視化されたと言っていい。

するとYoutubeの再生ボタンを押して、その回数がカウントされ、公開されるということは、
それだけですでに「自分はこの曲を聴いたよ!」ということを「シェアしている」ということなのではないか。
YoutubeにもtwitterやFacebookへの投稿ボタンがあるが、
誰が投票したかが匿名なだけであって、これだけで十分なシェア行為になるのではないか。
いま現在の「シェアする」という時代と感覚にマッチしていると思う。
10代の子たちには「いや、それ普通じゃん」と言われてしまうことかもしれないが、
音源を購入することが当たり前で育ってきた人間からすればこれは大きな発見だ。
テレビでよくある会場や視聴者が参加して投票をする番組や、古くは「ザ・ベストテン」などの番組の見せ方が
今の時代になってより簡単にダイレクトに顕されるようになっただけなのだ。
なぜいままで気付かなかったのだろう。

もちろん、Youtubeの動画の再生すべてがファンによるものでないことは明らかだ。
しかしまさに「音楽の聴き方」そのものが変革しているいま、
固いことやYoutube再生ボタンクリッカーの存在がいることはひとまず抜きにして、
「視聴回数」が「リスナーが聴きたいと思って聴いた回数」と捉えてもいいのではないかと思う。
これはミュージシャンにとって素直に嬉しいことではないだろうか。
今回の3300万再生に自分はかなり驚いたが、
一番驚いているのは当のミュージシャン本人たちかもしれない。

「CD売れなくて、大丈夫なの?」
いやいや、コンサートのグッズがバカ売れしてますから。
back numberも然り。

人気バンド「back number」のグッズにはどんなものがあるの?


音源はいまや「知られるためのツール」という側面の比重がとくに大きくなっている。

もしかしたら他の国ではすでにYoutube再生回数も、作品の評価や
ランキングのいち要素に組み込んでいるかもしれないが、
「売上枚数至上主義」の日本で育った人間からするととても興味深い発見だった。
日本の各音楽ランキングはもとより、ミュージシャンの意識としても
Youtubeなどの動画共有サイトの再生回数は
「曲が音楽プレーヤーで再生ボタンを押された回数」として
もっと前向きに、喜ばれるべき数字として捉えられてもいいのではないだろうか。







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