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ドキュメント映画 「WE ARE Pefume」 を観た

2015.11.15.Sun.23:20
イモっ子で泥臭い彼女たちは
紛れもなくプロフェッショナルでエンターテイナー

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

観た。

まさにドキュメンタリー。
それしか言い様がない。

彼女たちにとって三回目のワールドツアー。
そのツアーの裏側とツアーを通じての
彼女たちの心情、心の移り変わり、決意…
スクリーンに映し出されるのはそれそのもの。

冒頭、SXSWで披露されたSTORYが流れるが相変わらずなんなのかわからない。
その"なんかスゲーけどなんかわからん"のまま圧倒される。
映画のオープニングとしては十分な演出と構成だった。

ライトなファンや全く知らない人たちが見て「Perfumeすげーよ」と思うくらいのオープニングと対照的に
スクリーンではライブの舞台裏でのありのままの3人が映し出される。

今回密着したこの世界ツアー、時期としてはちょうど2014年のぐるんぐるんツアーのあと。
わざわざ特別料金2000円を払ってまで映画館に見に来る熱心なファンとしては
当時の彼女たちのちょっと弱気の発言を聞いていたところから
「マディソンスクエアガーデン行くぞ!」までの強気の発言の
移り変わりを目の当たりにして驚かされたりする。

ライブに行って泣いちゃうくらいの気持ち悪さを持ち合わせていないファンは単純に
「うわライブの裏側ってこんなんなのか」「Perfumeってこんな人たちなんだ」と
素直に驚かされるだろう。
いや、ライブの裏側はコアなファンも目を引かれるけど。

※とはいえ以前の記事で「このドキュメンタリー映画はファンしか観にいかない」と言っちゃってたんだけど
監督をつとめた佐渡岳利氏がはっきり「ファン以外の人は観にこない」と話しててちょっと安心した。

佐渡 テレビは不特定多数の方がご覧になるので、Perfumeに興味のない方にも分かるように作らなきゃいけないですよね。でも映画だと、全く興味のない方は、多分観にいらっしゃらない。貴重な時間を使って映画館に足を運んでくださった方が満足できるようなものにするため、「皆さんPerfumeは知っている」という前提で、テレビで扱うより、もう少しメンバーの個性に踏み込んでコアな部分を出すことは心がけました。 - 「Perfumeのクールな表現は、熱い思いに裏打ちされている」佐渡監督が明かすアメリカ公演の裏側



がんばるぞ、オー!
がんばるぞ、オー!
がんばるぞ、オー!
がんばるぞ、オー!

ツアーはまず台湾からシンガポールへとまわる。

恒例の通訳やらせ芸。
終演後の合唱の時に舞台裏からあ~ちゃんの歌声、
上手かった。
ちゃんとボイトレしてますね~、って感じ。

今回特に驚いたというか関心を引いたものの一つが「楽屋裏での反省会」。
「ダメ出し」という言葉がまったく似合う反省会だった。
海外で「ライブをよりよくするため」にこれをやって、結果こうで、反省して、次に生かしての繰り返し。
毎回ライブのあとにこんなことをやっていたのかと。
おそらく日本でも変わらず、今までずっと続けてきたことだったんだな。いや、そうに違いない。
淡々と、淡々と同じ作業を繰り返す。
その淡々の積み重ねが実際によりよいライブになっていっているのは確かだ。

MIKIKO先生の悔し涙にはびっくりした。
本番直前に照明のLEDが点かなくなってしまった。
「たかが小さな機材トラブルなんて、いままでにも何度かあっただろうに…」
観ていて正直にそう思った。
「そんなことで」のあの涙に、Perfumeの、
それを支えるスタッフのひたむきな真面目さと本気さがかいま見えた気がした。

かしゆかはライブ終わりにタオルで脚を巻き巻きするんだねー。
ケアを怠れば次に響くのだろう。
画面では何気ない風景のように見えたプロ意識。

あっ、のっちがマキシマム ザ ホルモンのTシャツ着てる。

楽屋裏のシーンで個人的に驚いたのは
あ~ちゃんのセリフの発声とその覚え方。
あ~ちゃんといえば驚いたときや喜んだ時に突然発するあの金切り声一歩手前のハイトーンボイス
通称あ~ちゃんボイス。
ステージではその声の高さとトーンの上げ方で客を煽ることが多いんだけど、
発言するセリフをどの発音のときにどの程度音の高さとトーンを上げるか
何度も反復練習していた。
たとえば「みんなー!」の発音のときは「みん→な↑ー!」という音の高低なのだが
これ、アドリブやその場でできた偶然の産物じゃなかったんだ…
練習して、意識してたんや…
というショックも含みつつの感嘆があった。

LEVEL3に到着。

ミートアンドグリート
※ミートアンドグリートとは…!→スーパースターに面と向かって会うことができ、握手や写真撮影、またサインをもらえるファンセッションなのだ!
のとき海外のファンが日本語で
「辛いことがあった時はPerfumeの曲を聴くと元気になりマス」ってかしゆかに伝えるシーンがあり
安心した。
自分がまさにそうだから。
曲を聴いたときでもライブでも、泣くってよりかは元気を貰って帰ってくる。
はじめてPerfumeのライブに行った時からずっとそうだ。
だから少しホッとした。
ライブではいつも周りは泣いてる人ばっかだし笑
どの国の人も、好きになるパターンやハマったときの様相、
コスプレや振りコピなど、
愛情表現がほとんど同じだった。
Perfumeが好きな人たちは日本も海外もまったく変わりがなかった。

ライブという目的地での一番の仕事を終えるとまた次のライブ。
街から街。国から国へ。

彼女たちはNYへ降り立つ。
ここがツアーの最終地点。
あ~ちゃん、結露で濡れた窓ガラスにお絵かき。

寒いNYの夜に始まった最後の夜は不安と緊張に晒されながらも
大成功に収めた。
ラストの「MY COLER」
まるで人々の頭に芽吹いたかのように手のひらの花が咲く。
あの画こそがまさに我々が共通体験として持った楽しいPerfumeのライブの姿であり、
日本も海外も変わりがなかったという証明でもあり、
まさに今回の映画のラストにふさわしい映像だったと思う。

ツアーファイナルの打ち上げ、NYに所属事務所アミューズの会長まで現れた。
「初めて(会長から)花をもらった!」と感激するあ~ちゃん。
あ~ちゃんの締めの言葉に感涙する会長。
アミューズの伝統なんでしょう。
最後の五本締め。

映画のエンディングに流れる「STAR TRAIN」。
「中田さんがデビュー15周年の記念に作ってくれた曲」と
先日の3:5:6:9ライブであ~ちゃんが言っていたのだが、
この曲が映画のエンディングで流れてるのを聴いたときが一番ジンときた。
「STAR TRAIN」の初披露は3:5:6:9ライブの時だった。
大人の事情でしょうがなかったのかもしれないが
この曲は映画のあとに披露したほうが良かったんじゃないかくらいに思った。
ワールドツアーの総括は「MY COLER」だったが
この映画の総括は「STAR TRAIN」以外になかった。

全体を通してみるとほんとに「ただそこにあったもの」を撮った、という印象だった。
やろうと思えばいくらでも感動的な物語に仕立て上げられたものを、
そうはしなかった。
あえてやらなかった。
ナレーションがハリセンボンの近藤春菜だったのも大きなポイントだ。
これが田口トモロヲだったらプロジェクトXばりの感動巨編になっていただろう。
そんなことをしなくても十分に感動的だった。
彼女たちとスタッフのひたむきさと
より良いステージのために淡々と、黙々と作業に打ち込む姿に、
どの国に行っても日本と同じライブを貫き通す姿勢に、
海外のファンも日本に住む我々と変わりはないということ、
そしてPerfumeは日本と同じように海外のファンを楽しませることができること。
その現実を映像として収めることができただけで、
目に焼き付けることができただけで
それだけで十分過ぎるほど胸はいっぱいになった。

ずしんと座ったシアターの座席に、ずしん、とした感動があった。


なんかもうたらたらブログ書かないでこれ読んどきゃあいいような気がしてきた
「Perfumeのクールな表現は、熱い思いに裏打ちされている」佐渡監督が明かすアメリカ公演の裏側 -Realsound
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