スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Perfume 「LIVE 3:5:6:9」 @広島グリーンアリーナ day9&day10 を観た

2015.11.27.Fri.23:45
重低音が腹に響く。

Perfumeのデビュー15周年を記念してのアニバーサリー10daysライブのうちのひとつ、
広島グリーンアリーナ公演がいま始まろうとしている。

初めて彼女たち三人の地元・広島でPerfumeのライブを、
凱旋公演を見ることができる。
ライブそのものも楽しみだが
記念のライブであることと自分の念願が相まって
緊張とワクワクが止まらない。

照明が落ちると
歓声と拍手が上がる。
その期待からだ。
時計の秒針が進むかのように丸いステージにひとつ、またひとつと明かりが灯っていく。
いよいよPerfumeのステージが幕を開ける。

(本記事はday9とday10を一つにまとめた内容となっております)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「FAKE IT」でいきなりボルテージは最高潮に。
最初にこの曲で始まるというのは今までなかったのでは?
ドキドキの初体験に気持ちはぶち上がる。
「NIGHT FLIGHT」「コンピューターシティ」と鉄板曲が続くと
ここで新曲「Pick me Up」ときて
しょっぱなから怒涛の畳み掛けだ。

正式なツアータイトルは Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP 「LIVE 3:5:6:9」 。
長い。
様々な憶測を生んだ「3:5:6:9」の読み方は
さん・ご・ろく・きゅう
すぁん・ご・ろっ・くう
すぁ・ご・ろ・くぅ
す・ご・ろ・く
「すごろく」です。

その名のとおりすごろくを振って、
出た目でその場でセットリスト(曲順)を決めていくという
しこたまエキサイティングなライブ。

八角形のステージに番号ごとに割り振られた曲名がドン。
さらに番号と曲がランダムに変化。
シャッフルされてバラバラになった。
ここであ~ちゃん様
「こういうことをすると、必ずこんなことを言う輩がいます。
『それ、ランダムじゃないんでしょ?プログラムで最初から決められてるんでしょ?』

     潔癖だァ!!

キメ顔をカメラさんにありがとうございました。
これはもう21世紀の「青島だァ!」として認知されていい。
そのかわり初の肩出し衣装にチャレンジしたが落ち着かないのか
何度か肩のところを直していたあ~ちゃんでした。

まずかしゆかがサイコロを振って出たのは「微かなカオリ」。
次にのっちが振って「エレクトロワールド」。
ただ曲に入るのではなく曲の説明テロップが出てそれを本人たちに読ませる解説まで付く。
エレワは定番曲だのでセトリ的に保険になった(?)が
「微かなカオリ」は久しぶり。
スローバラードのような気がしたけど案外BPMが早かった。
こんなんだったっけ?笑
久しぶりだったしこれはこれで新鮮だった。
盛り上がるからといって定番曲ばっかりやってもマンネリだしね。

3、4曲目はなんとお客さんがサイコロを降るということで
東と西の9列21番の座席の方がぞれぞれピックミーアップされた。
(言ってなかったけど全方位から見られるセンターステージだったんス)
お客さんの振った3投目はなんと「彼氏募集中」!
おもわず昔話がポロリする。
苦労しましたね、おたくら…(ホロリ)
4投目が「未来のミュージアム」
そして最後の5投目、あ~ちゃんが出した目は…
「彼氏募集中」!!!
二回目というミラクルに会場に興奮と失笑の歓声が「おおぉぉぉ」と上がる。
無理もない、
その一瞬面白かったw
の3:5:6:9の他のライブでもこの曲を連発してたらしく「あ~ちゃん彼氏募集中好きだね~」と突っ込まれる。
あ~ちゃんは彼氏募集中が好き、と…Φ(. . )
「1回目は『は~んなるほどね』って感じで見といて!1回目はみんなで振りを真似して!」
安心してください、覚えましたよ。とばかりに二回目、会場は振りコピをバッチリとキメた。
まさにミラクル。今日この日にしか出来なった今日だけのセットリスト。

昨日もミラクルなら
広島2日目「day10」もミラクルだった。
一投目「未来のミュージアム」
だったのを
あ~ちゃん「これは…今日はやめよう…」 え?
「嫌いってわけじゃないけど」 はぁ
「何回もやったし…」 お、おう…
と、なんとあ~様の一存で
クイズ番組のラスト一問の正解が特別30000ポイントで逆転くらいの理不尽さでリセット。
だが泣きの一投で出た目は「彼氏募集中」だったのでこれはもう結果オーライ
見事な采配あ~様神様仏様である。
二投目は「スイートドーナッツ」これも2014年のライブ以来かな。
お客さんの投げる3投目は「エレクトロワールド」でセトリの安泰が確約(?)
4投目は「SEVENTH HEAVEN」!これには会場からも歓声が上がる。
最後5投目は「だいじょばない」キタ━(゚∀゚)━!
だいじょばない好きの自分としてはこれ以上ないグッドな結果だった。
自分の見たかったものも見れなかったものもあったがこれはこれでいいのだ。
ドキドキワクワクでしながら楽しめたことがいつものライブと違う
お祭り感があったし満足だった。

そしてこうしていきなりこの曲です!と言われてパッとやれてしまうのは、
Perfumeの三人の実力と踏んできた場数が物を言っている証拠だ。
まさに彼女たちだからこそやれるライブである。

すごろくで何が来てもいいように否応なくその場を引き締められる曲として選出された「GAME」。
曲が終わると暗転。三人は舞台の下へと吸い込まれていった。

音圧がビリビリと肌に感じる。

SXSWの映像と興奮が蘇ってくる。
「STORY」。
ステージ端から向こうの透ける壁が迫り出し、映像が映し出される。
全方位のステージだとこういう見せ方になるのか。
映像に見入る人が多く棒立ちのなか一人踊りまくってた。
だって曲いいんで。正直もっとこういう曲を出してもらいたい。
最初見たときはUFCかと思ったね、あのオクタゴン。

曲調そのままに「Party Maker」でレイヴパーリー。続けて踊る踊る。
地蔵のケースが多いからかぐるんぐるんでもフルで演らなかったんで消化不良気味。
裏拍でハンドクラップする人が少なくてもそんな少数の人たちをもっと楽しませてほしい。

オクタゴンが開けて衣装も変化した「Dream Fighter」へつなぐとP.T.Aのコーナー。
会場みんなと一体となることを楽しみ、あ~ちゃんに付き合わされる悦びを感じるコーナー。
今回は団子、モンブランからのスゥィートポテト(ひねり付き)だ!
そして広島人にしかわからない俺もわからないTSS(テレビ新広島)のダンスも
「TSSのテーマ曲の収録にあ~ちゃんもコーラスで参加した」といううんちく付きで披露。
2日目は「ブンカッキー」(広島のゆるキャラ)だった。
今宵もサバイバルナイトやウルトラソウルで大盛況だったが
あ~ちゃん「みんなすごく盛り上がってるけど他人の曲じゃけんね。忘れんといてね
え、ライブで今まで散々やっておいてそれをいま!?

ステージもラスト、
P.T.Aのコーナーがどんなにグダっても引き締まる曲はやっぱり「ワンルーム・ディスコ」から
超々鉄板「チョコレイト・ディスコ」と畳み掛けて
最後はこれも久々にやってくれて嬉しかった「Puppy love」。
誰もが待ってた上下上上にオーディエンスは腕の疲れと闘いながら感動。

ステージは終了。
会場は暗転。
しかしそうは問屋が卸さないとアンコールの手拍子。
いや、これでも結構たっぷりだったのよ。
でももっと楽しみたいんだ俺たちは…!

「ありがとうございます」の言葉が聞こえたと思ったら花道から突然三人登場。
しかも自分の座っていた席のすぐ横から出てきたという展開に「えっえっ」と戸惑ってしまった。
来るなら言ってよ!!

衣装チェンジして深くお辞儀をした三人がゆっくりと会場ど真ん中のステージに進むと
また深くお辞儀をした。
「すごろくは2年前から暖めていた案件で、いまようやく実現できた」という。
ここ最近はちょっと弱気な発言もあったりしたの事実。
大人の事情とか自分たちの意見があまり通らなかったとかで不安や不満があったのかな?
と、ここ1~2年の彼女たちの言動や様子からそんなことを思い浮かべてしまった。
「明日も学校や仕事でがんばってね。うちらもがんばるけん。」
おう、がんばる。
「がんばって箱を押さえるけん。」
最後に落としたのは見事なあ~ちゃん節だった。

初日のday9のMCでは「お客さんのこと」を言っていたが
2日目のday10では「自分たちのこと」を言っていた。
「悩んだりもしましたが、これからも続けていくことに決めました」
はっきりとした声だった。
「みんなに愛されているんだなって感じました」というフレーズは両日とも言っていた。
「"明日も学校や仕事でがんばってね"」
初日の言葉は『愛してくれるお客さんのために』という外に向けられたものだったように感じた。
観る人を楽しませるというプロとしての仕事を果たすかのうに。
しかし2日目のそれは『愛されている自分たちに』という内にむけられたもののように見えたのだった。
「愛されているのを感じて、"うちらはとても幸せです"」
折しも記念のツアーの最終日、感極まるものもあったことも想像に難しくない。
こんなステージのこんな日、
プロフェッショナルの彼女たちだけど今日ぐらいそれで全然オーケーだ。

アンコールに応えて歌う曲は新曲「STAR TRAIN」。
「中田(ヤスタカ)さんがデビュー15周年の節目にこの曲を書き下ろしてくれました」
というPerfumeのこれまでの軌跡を辿る一曲。
ステージの中心に向かってマイクを揃え歌いだすと、
彼女たちのこれまでの活動の映像が流れ始めた。
「僕らはきっと負けない」
「いつだっていまがスタートライン」
力強い言葉とともに。

曲が終わり今までで一番深いお辞儀。
いえ、こちらこそ。
心の中で最敬礼。
花道を戻りステージを去っていく三人を見送り、ライブは終わった。

いままでも圧巻のステージを見せ続けてくれたわけだが、
今回はデビュー15周年の節目と、
内容的にもPerfumeの面白さと凄さがぎゅっと詰まったという意味での
ふたつの点からの総括みたいなライブだった。
そして特に「STORY」。
ここに来て映像や演出を担うライゾマティクスと彼女たち三人のパフォーマンスが
拮抗してきたのも感じた。
記念のお祭りにふさわしいものだったと思う。

個人的に今回のライブのトピックはのっちの電池が切れなかったこと。
「後ろから見た姿、どうですか?」なんてお客さんに聞く余裕まであったりして。
今までののっちさんといえば自分にMCが回ってこない、自分にスポットが
当たっていないところではスイッチを切ったように微動だにせず無表情という恐ろしさを醸し出し
その度にのっちファンを狂喜の渦へと陥れていたのが通常だった。
しかし今回はライブの始まりから終わりを通じてずっと生き生きと、笑顔で、
そしてなによりMCで噛むことなくステージで振舞っていた。

なにか、ライブを心から楽しんでいるかのように見えた。

そしてもうひとつ、「ポリリズム」をやらなかったこと。
しかも3:5:6:9ライブツアーを通じて一回もだ。
これは何気にエラいことなんじゃないかと思う。
今までライブの定番曲といえばポリリズム、
Perfumeといえばポリリズムだった。
その彼女たちの代名詞、ある意味自分の分身であるかのようなこの曲を
ここで初めてセットリストから外した。
この意味はとても大きい。
「ポリリズムからの卒業」というわけではないだろうが、
いつだってスタートラインに立つ彼女たちだ。
常に悪い点を修正し最善を尽くすPerfumeであり、
絶対に外さない曲をあえて外したのもチャレンジだ。
トップを走り続けて行くという目標を果たしていくために出した結果でもあるだろう。
過去に囚われない、迷いのない、
今の彼女たちのひとつの決意の顕れのように見えた。
それはまさに「これからも続けていく」という言葉の示す通り。

だからこそ、のっちは生まれ変わったのような振る舞いを見せ、
のっちだけじゃなく、
あ~ちゃんもかしゆかも伸び伸びと曲を演じ、
ライブを楽しんでいたのだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

節目をお祝いできたこと。
素晴らしいライブを目の当たりにできたこと。
何より心のこもった決意を聞くことができたこと。
とても嬉しかった。

会場の外に出るとほんの少し肌寒さがあった。
帰りの電車が迫るため足早に夜道をかけていったが
心はあたたかな充足感に満たされていた。

ありがとうさようなら広島。





コメント

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。